2019.04.13 Saturday
ビレッジハウスの幹桜
SIGMA DP3merrill
f:4 1/640 ISO100 −0.3EV
50mmMacro(75mm/35mm換算)
撮影地:大阪府交野市東倉治1丁目
ビレッジハウス倉治
(旧雇用促進事業団倉治アパート)
高度成長期、石炭から石油への燃料
革命を受けて多くの炭鉱が閉山し、
炭鉱離職者たちが溢れる中、国は雇
用促進事業団を作り全国に雇用促進
宿舎(アパート)を建設しました。
また、地方行政も炭鉱離職者を受け
入れるため、九州や東北、北海道に
キャラバン隊を送り、新たなる雇用
、住まいの確保をアピールし、人々
は長年住まいした炭鉱の地から、各
地に移り、新たに根付いて行ったの
でした。今次、小生が僑居に選んだ
倉治アパートも元はと言えば築56年
の雇用促進住宅。日本人の体格基準
がオトコ5尺であった頃?の共同住
宅は、体格の良い現代人からみれば
やや体を屈めての生活となります。
そんな全国の昭和レトロアパート群
がソフトバンク系の住宅会社の所管
になったのはつい最近のこと。引受
先のなかったクラシック・アパルト
マンにも民活導入の波が寄せてきま
した。果たして吉と出るのか否か。