2019.05.10 Friday
瀧の碑と源氏瀧
FUJIFILM X-Pro1
XF14mm f2.8R
f:2.8 1/30 ISO320 −1.0EV
14mmUltrawide(21mm/35mm換算)
撮影地:大阪府交野市東倉治2丁目
源氏の瀧(開元寺の瀧)
源氏の瀧に接して立つ大きな石柱型
の碑「瀧の碑」は、天保15(1844)
年、北河内に多くの所領があった旗
本久貝正典(くがい まさのり)が倉
治の庄屋加地友三郎に示した一文と
和歌が刻まれています。「わか志め
ゆへるくら治むらなる滝は、志ろき
はたてのなびくににたりとて、はや
くより源氏のた幾といいならハした
りとなむ」で始まり、「天保といふ
としの十あまり五とせのはる」で終
わる長い漢字と仮名混じりの文章は
最後に「因幡守藤原朝臣正典しるす
」とあることから藤原正典と誤解さ
れがちですが、藤原は久貝の本姓(
我々日本人なら源・平・藤(原)・橘
のいずれかの本姓を名乗っていた時
代がありました。)正しくは「久貝
因幡守藤原朝臣正典」。お殿様は長
い長い名乗りです。