2019.09.29 Sunday
書は橋本海關(はしもとかいかん)
SIGMA DP2merrill
f:5.6 1/100 ISO100 −0.3EV
30mm(45mm/35mm換算)
撮影地:兵庫県佐用郡佐用町平福
因幡街道平福宿
浄土真宗本願寺派光勝寺境内
橋本海關(1852〜1935)は播磨国
明石の人。日本画家橋本關雪(京都
銀閣寺道に記念館がある)の父。名
を徳、字(あざな)は有則、海關は
号。明石藩校景徳館に学んだ後、藩
儒として仕える。生家橋本家は剣を
以て身を立て、また儒学を修めた家
柄。海關も漢学塾を営む一方、書画
に通じ、国の内外を問わず多くの弟
子達で塾は賑わったと伝わる。187
7年には兵庫県師範学校に勤務。な
お、碑文には神戸 橋本海關とある
が、晩年は再び明石に戻り、明石で
没した。